ぶりのアラとかぶの赤ワイン煮
皆さま、こんにちは。今日の「沢樹舞のおうちでごはん」は、
いよいよ美味しい季節の到来です!「ぶりのアラとかぶの赤ワイン煮」。
ぶりが美味しい季節になりました。
魚売り場にぶりが並び始めると、なんだかワクワクしてしまうのは、
やっぱり富山育ちのサガなのだと思うのです。
今日は手頃な「アラ」を入手したので、早速アラ煮を作りました。
なんと赤ワインで煮るアラ煮、ワインにぴったりの一品です!
「ぶりのあらとかぶの赤ワイン煮」
【材料】
ブリのアラ | 500g |
カブ(小) | 5コ |
赤ワイン | 400cc |
バター | 10g |
顆粒ブイヨン | 5g |
だし醤油 | 大さじ1/2 |
ハチミツ | 大さじ2 |
ローリエ | 1枚 |
オリーブオイル、塩、コショウ | 各適宜 |
【作り方】
- ブリをざるに入れ、アラに塩を振りしばらく置いておく。表面にうっすらと水気が浮いてきたら、全体にまんべんなく熱湯を振りかける。ペーパーで血合いなどを丁寧に拭き取り水気を切っておく。
- 赤ワインとローリエを小鍋に入れ、半量になるまで煮詰める。
- フライパンにバターとオリーブオイルを熱し、ブリを入れ軽く塩コショウしたら、表面を軽く焼き付ける。
- 200cc程度の水を注ぎ、顆粒ブイヨンを振りかけ一煮立ちさせる。
- 2の赤ワイン、ハチミツ、だし醤油を加え、蓋をして中火で5分。
- カブを乗せるように入れたら、蓋をしてさらに5分ほど蒸し煮にする。カブに火が通ったら出来上がり。
見た目は濃厚で一瞬「ぎょっ!」としますが、
和の煮魚よりしょう油の量が圧倒的に少ないので、案外あっさりしています。
でも、ふんだんに使ったバターや赤ワインの効果で奥深いお味に。
これがワインに合わないわけがないのです。
合わせたワインは…
セラー・エスペルト
「サウロー」
久々に登場のサウローです。
近年、わたしがスペインワインファンになったのは、このセラー・エスペルトとの出会いがあったから。中でもこのサウローは思い出深いワインです。
樹齢100年を越すガルナッチャをメインにカリニェナをブレンド。なのに1,500円前後という信じがたい価格です。
サウローの魅力は、なんといっても濃厚な果実味とエレガントな酸のバランス。
この価格帯のフルボディのワインは、ともすれば単純に「濃い」のですが、
しっかりとした骨格の中に、繊細なテクスチャーが感じられて、そこがわたしの食指をくすぐるのです。
微かに感じる鉄分が、ぶりのアラととても良いハーモニーを奏でます。
肉だけでなく、是非脂の乗った冬の魚と合わせてくださいね!
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