ブリのあら煮
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は冬の定番「ブリのあら煮」の失敗しない簡単レシピでお届けします。
わたしの故郷、富山の冬の味覚と言えば「寒ブリ」。
刺身や塩焼きやブリ大根など美味しい食べ方はいろいろありますが、
忘れてはならないのがあら煮です。
難しそうなイメージのある煮魚もちょっとしたポイントを守れば、
生臭さとも無縁、とっても美味しく簡単にできちゃいます!
「ブリのあら煮」
【材料】
ブリのアラ | 600g |
ショウガ(みじん切り) | 大さじ1 |
[煮汁] | |
水 | 100g |
酒 | 50g |
しょう油 | 50g |
みりん | 30g |
砂糖 | 大さじ1 |
ネギ | 1本 |
貝割れ大根 | 適宜 |
【作り方】
- ブリのアラはザルに並べ酒(分量外)を振ったあと、大鍋に湯を沸かしさっとくぐらせる。
- 霜降り状に表面が白くなったら、ザルに上げ水気を良く切る。
- 浅めの鍋かフライパンに煮汁の材料とショウガを入れ強火に掛ける。沸騰したら2を入れ、再びグラグラしたらアクを取り火を弱める。
- 蓋をして中火で15分ほど煮る。
- アラを煮ている間、5cm程度に切ったネギをフライパンで焼き付ける。
- ブリが煮えたら、器にネギと一緒に盛りつける。
煮魚を成功させるポイントは2つ。
生臭さの原因になる血合いなどの汚れをとること。
切り身などは酒を振ってペーパーで拭き取ればOKですが、アラはさらに熱湯を掛けて霜降り状にすれば完璧です。
もうひとつは、煮汁をしっかり沸騰させてから魚を入れること。
煮汁が沸騰する前に魚を入れてしまうのも生臭さの原因です。
この二つを守れば、煮魚は成功したも同然!
煮汁は、ちょっとしょっぱいかな?ぐらいでも全然大丈夫です。
ウチの実家では、水は使わず、酒としょう油が同量くらいでお砂糖がたっぷり。
でも、わたしのレシピは、仕上がりがややあっさり目。
これだけおしょう油を使っても、煮魚としては少ないくらいなんですね。
とにもかくにも、お安いアラで練習をすれば、きっとコツがつかめます。
是非、チャレンジしてくださいね!
あら煮と塩焼きで「寒ぶりづくし」の食卓(笑)。
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