豚バラ肉の五香粉グリル
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は豚バラ肉の塊を豪快にグリルする簡単ご馳走レシピです。
「おうちでごはん」では定期的に登場する豚バラ肉の塊。
たっぷりの塩をまぶして作る塩豚は我が家の定番中の定番ですが、
今日は、寝かせなくても、買って来てすぐ食べられるレシピ。
手間いらず、失敗知らずで、しかも見た目も豪華な一品です。
取り出したるは「五香粉=ウーシャンフェン」。
シナモンやクローブや八角など5つのスパイスがバランス良く調合された中国のスパイスミックスです。
「豚バラ肉の五香粉グリル」
【材料】
豚バラ塊肉 | 約350g |
塩 | 大さじ1/2 |
五香粉 | 小さじ1/2 |
クレソン | 1わ |
【作り方】
- 豚バラ肉にたっぷりの塩をまぶし、15分ほど置いておく。肉表面にうっすらと水気が浮いてきたらペーパーで拭き取る。
- 五香粉を全体にまぶす。量はお好みで。少量でもパンチがあるので、慣れない方は控え目に。
- コンロに備え付けのグリルで20分程度じっくりと焼く。火加減が強すぎると焦げるので、途中様子を見ながら調節して。
- 良い焼き色が付いたらグリルの火を止めて、そのまま庫内に5分ほど置いておくと、余熱でふっくらと焼き上がります。
- 一口大に切り分けて、クレソンの上に盛りつけたら出来上がり。
実はこのアイディア、わたしが塩豚にハマるきっかけとなった
料理研究家・平松洋子さんのご本に書いてあったアレンジ法です。
もちろん御本家のレシピ通り塩豚で作っても美味しいのですが、
敢えて寝かさず、表面に塩を振るだけのあっさり時短バージョンにしました。
五香粉がガツンと効いているので、塩豚でなくても十分イケますよ。
合わせたワインは…
ピコ・マダマ
ボデガス・イ・ビネドス・デ・ムルシア・S.C.
スペイン南東部フミージャで作られるワイン。
ピコ・マダマはこの地域を代表する作り手です。
がっしりとした骨格と若々しい筋肉を持ったアスリートのようなキャラクター。
栓を開けた後、ちょっと時間を置いて、じっくりと楽しんでください。
意外と翌日のほうが、こなれて美味しいかも。
濃い色調が物語るように、とっても厚みのある濃いワインです。
しっかりと熟したカシスのアロマに、焼きたてのトーストのような香りや、
タイムやローズマリーのハーブの香りや杉の木のすがすがしさ。
味わいにもパンチがあり、タンニンもがっしり、余韻も長目。
このワインに出会ったとき、「五香粉が合う!」とひらめきました。
試してみて、思わず「ヤッター!」と声を上げてしまった程、
我ながらGOODなマリアージュでございました。
皆さまも、どうぞお試しください。
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