たべるの

フルボディの赤ワインと「豚肉のプルーン煮」

2009年2月3日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はフルボディの赤ワインと「豚肉のプルーン煮」です。

ワインに合う料理を考えたり、料理に合わせてワインを選んだり、
「ワインと料理の組み合わせ方」にはいろんなパターンがあります。
今日はまず「飲みたいワイン」がはじめにあって、そこからお料理を考えた…というパターンです。

今日のワインはとってもパンチのある赤。
まるでプルーンを煮詰めたような濃厚な果実味がある…。
「あ!じゃあ、お肉をプルーンと一緒に煮込んじゃおう!」
そうして出来たのがこのお皿。

「豚肉のプルーン煮」

【材料】

豚肩ロース肉(かたまり) 500g
ドライプルーン(種なし) 10粒
タマネギ 1コ
赤ワイン 200cc
はちみつ 大さじ1
醤油 小さじ2〜大さじ1
固形ブイヨン 1コ
バター 大さじ1
ローリエ 1〜2枚
オリーブオイル、塩、胡椒、小麦粉 各適宜

【作り方】

  1. 豚肉は5cm角ほどに切り分け、強めに塩こしょうした後、小麦粉を薄くまぶす。
  2. フライパンにバターを熱し、豚肉の全面を色よく焼き付ける。
  3. 煮込み用の鍋にオリーブオイルを入れ、せん切りにしたタマネギを炒める。
  4. タマネギがしんなりしたら、2の豚肉を入れ、赤ワインとその同量の水を注ぎ入れる。強火で沸騰させ、アルコール分を飛ばす。
  5. プルーンを加え、ローリエの葉、ブイヨン、ハチミツを加え、蓋をして弱火で煮込む。
  6. 味見をして、醤油で味を調えたらできあがり。

今回は肩ロースを使いましたが、三枚肉を使ってもOK。
洋風の角煮のようになって美味しいです。
とにかく、時間を掛けるのが美味しくなるポイントなので、
小1時間ほど煮込んだ後は、蓋をして翌日まで放っておくのがベスト。

合わせたワインは…

「ワイナリー・アーツ レセルセ6」
スペインの新進気鋭のワイナリー。
どうですか、このスタイリッシュな顔立ち!
品種はテンプラニーニョとメルロー。
黒々とした色調が示すように、とっても濃厚。
なのにキレがよく飲みやすい。
ストレートど真ん中!という赤ワインです。

このワイナリー・アーツ、わたしも大注目の作り手なんです。
世界標準で作られているので、とにかく洗練されたモダンな味わいに仕上がっています。
このワインを始めて飲んだときから
「プルーン煮しかないっ!」と思ってました。
このベストカップルを、是非、皆さまにも味わって欲しいな♪

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