砂肝の白ワイン蒸し+自然派の白ワイン
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は飲みながら考えた「砂肝の白ワイン蒸し」です。
砂肝は我が家でも度々登場する食材のひとつ。
高タンパクで低カロリー、レバーに比べてクセがないし、お値段も安い!
以前、紹興酒で炒めた中華風のおかずをご紹介しましたが、
http://www.taberuno.com/sawaki/20.php
白ワインで蒸し煮にすれば、たちまちイタリア〜ンなつまみに。
「砂肝の白ワイン蒸し」
【材料】
砂肝 | 1パック(200〜300g) |
ニンニク | 1カケ |
白ワイン | 大さじ2 |
白だし | 大さじ1 |
オリーブオイル、黒胡椒、ハチミツ | 各適宜 |
【作り方】
- 砂肝を適当な大きさに切り分ける。
白い糸状の筋や、銀色の膜のようなものはなるべく取り除く。
(でも、あんまり神経質にならなくて大丈夫。適当に!) - フライパンにオリーブオイルを入れ、砂肝を炒める。
- 砂肝が白っぽくなってきたら、ニンニクのみじん切りを入れて、ざっと炒め合わせる。
- 白ワインと白だしを加え、グラグラと沸いたら弱火にして、蓋をして約2分蒸す。
- 器に盛りつけ、黒胡椒を振って、出来上がり。
これ、要はアサリの白ワイン蒸しの砂肝バージョンです。
で、ポイントですが、加える白ワインの「酸っぱさ」によって、
隠し味にハチミツ(砂糖でも可)をちょっぴり加えると、
砂肝の旨みがぐ〜〜〜んと引き立ちます。
まず、白ワインを味見してみて、レモンやグレープフルーツくらいの酸っぱさを感じたら、ティースプーン1杯程度のハチミツを加えてください。
タイミングとしては、4の段階で、白ワインや白だしの後に。
もし、白ワインがマンゴーなどのトロピカルフルーツのような甘みを持っていたら、ハチミツを加えなくても大丈夫。
応用編として、白ワインではなく、レモン汁で蒸し煮にしてもOK。
その場合は、レモン汁1/2個分に対して、はちみつ小さじ1。
白だしの量は、大さじ1です。
白ワインが無いときに、やってみてくださいね〜。
今日のお料理は、このワインを飲んでるときに閃きました。
仏・ブルゴーニュ地方の白ワインです。
「ア・リゴテール 2006」
シャブリで注目されている若い作り手の、
アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール。
「アリゴテ」とはブドウの品種名。
「LIGOTER= リゴテール」は仏語で「引っ張る」の意。だからロープで引っ張ってる絵が描かれている…。
「アリゴテ」と「ア・リゴテール」
つまり駄洒落、ですね(笑)
自然派の作り手としてしられるアリス・エ・オリヴィエ。
その独自のスタイルは、ワイン業界でも高い評価を得ています。
2002年以降、酸化防止剤無添加、
そしてノン・フィルター(無濾過)で瓶詰めをしています。
だから、ワインがぼんやりと濁っているの、写真でわかるかな?
これが「ヴァン・ナチュール」と呼ばれる自然派のワインの特色のひとつです。
口に含むと、じゅわ〜と染みるような、滋味があります。
キリリと引き締まるような酸味と素朴な旨み。
お値段は2.300円前後です。ネットで検索してみてね!
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