「Ca va ?」な鯖カレー
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は白ワインをたっぷり使った「鯖カレー」をご紹介します。
「サバカレー」と聞いて想い出すのは、
1996年、浅野温子さんと玉置浩二さんが出演した
「コーチ」というドラマ。
倒産寸前だった銚子の缶詰メーカーがサバカレーで再生する…
実際に地元の食品会社がサバカレー缶を発売し、
当時はちょっとした話題になったのを記憶しています。
(ドラマの主題歌『田園』も大ヒットしましたよね)
あれから12年。
わたしもサバカレーを作ってみようっ!!!
突如湧き起こった情熱が、わたしをキッチンへと向かわせました。
鯖をカレーの具材に使う時の問題点は、
鯖の生臭さをどう消すか…ということだと思うのです。
確かドラマの中でも、その点にとても苦労していたハズ。
そこでわたくし考えました。
「白ワインで魚のクセを消そう!」
鯖の白ワインマリネの感覚で、カレーを作ってしまいました。
その名も…
「Ca va ?(サヴァ)カレー」
…すみません、ただの駄洒落です。
ご用意いただくのは、
市販のカレールウ1箱、タマネギ2コ、鯖1/2尾、ジャガイモ2コ、ホタテ(あれば)
ショウガ1カケ、ニンニク2カケ、唐辛子1本、ハチミツ大さじ1
ブイヨン2コ、白ワイン1〜2カップ
【作り方】
- 鍋に多めの植物油と唐辛子を入れ、みじん切りのショウガとニンニクを香りが出るまで炒める。
- みじん切りにしたタマネギを加え、中火で水分を飛ばすようにじっくりと炒める。
- 20分ほどたった状態。時間が許す限り、頑張って炒めます!
- 3に白ワインを加える。カレーの箱に書いてあるレシピのお水の量の2/3が目安。例えば「水カップ3を入れる」なら白ワイン2カップ、そして水1カップを足す。その後ジャガイモを入れ、弱火で20分ほど煮る。(かくし味にハチミツを加える)
- 一旦火を止めて、少々温度を下げてから、カレールウを加える。(これが実は美味しくなるポイント!!!)
- 余熱でルウを溶かしていく。(ジャガイモを崩さないよう注意!)カレーが溶けたら再び火を付けて、弱火で5分ほど煮たら、火を止めて蓋をしておく。
- 5で鍋の温度を下げている間に鯖の準備をする。
鯖の半身を2cm幅のそぎ切りにし、軽く塩・胡椒を振って、小麦粉をまぶしておく。 - 6の段階で、カレーを煮ている間に、鯖を焼く。フライパンにオリーブオイルを入れ皮目を下にして焼く。今日はおまけで、水煮のホタテも。 皮目がこんがりと焼けたらひっくり返して、上から軽く(大さじ1程度)白ワインを振る。 鯖に火が通ったら、コンロの火を止める。
- 器にごはん、カレー、鯖の順に盛りつけて出来上がり。
こんなにたっぷり白ワインを使うの???
という感じですが、この酸味が絶妙に鯖と合うのです。
酸っぱいのが苦手な方は、ワインを減らすよりハチミツの量を増やして。
その方が絶対にコクが出て美味しいです。
で、タマネギ2コは必ず!
そして、少し温度が下がった段階でルウを入れる。
この3点を守れば、驚きのお味になりますよ〜。
もちろん白ワインとの相性は抜群!
スパークリング・ワインなら最高で〜す!
サヴァ?なサバカレー、是非お試しあれ。
(しつこい?笑)
コメント