パテ・ド・カンパーニュ
今日ご紹介するのは「パテ・ド・カンパーニュ」。
パパッと作れるのがサワキさんの「おうちでごはん」なのですが、
そういう意味ではこの料理は、珍しくパパッと作れない(笑)。
ちょっと手間が掛かりますが、でも、おうちで作れると嬉しい、
そんなジャンルのお料理です。
パテとは、お肉をミンチ上にして焼いた料理、
ビストロに必ずあるといっても過言ではないほどお馴染みです。
そして「カンパーニュ」とは「田舎風」。
つまりパテ・ド・カンパーニュとは田舎風パテという意味ですので、
どこか素朴でゴロッとした感じのパテ…というイメージでしょうか。
では、さっそく、作り方をご紹介しましょう。
「パテ・ド・カンパーニュ」
【材料】215×87×60mm型 1台分
豚ひき肉 | 300g |
鶏レバー(ハツ入り) | 250g |
赤ワイン | 大さじ1 |
卵 | 1コ |
ナツメグ | ひとつまみ |
フェンネルシード | ひとつまみ |
ローリエ | 5〜6枚 |
塩 | 大さじ1/2 |
黒胡椒 | 適宜 |
バター | 大さじ1 |
ベーコン | 8枚 |
(ディクセル)
たまねぎ | 1/2コ |
にんにく | 1カケ |
らっきょう | 2コ |
パセリ | 3枝 |
マッシュルーム | 5コ |
牛乳 | 100cc |
【作り方】
- レディクション(旨味のタネ)を作ります。材料を全てざく切りにしてフードプロセッサに入れ、細かく砕きます。
- 小鍋にバターを入れ熱し、1を加え、中火で汁気を飛ばすようにヘラで混ぜながら、ペースト状にしていく。ボウルに移し、冷ましておく。
- レバーはハツと共に、水を張ったボウルに入れて血抜きをした後、ザルに揚げ水気を切り、包丁でざく切りにする。
- 大きめのボウルに、2と3と、豚ひき肉、赤ワイン、卵、塩、ナツメグ、フェンネルシード、黒胡椒を入れる。
- 粘り気が出るまでしっかりと混ぜ合わせてタネを作る。
- 型にベーコンを、両端がはみ出すように入れる。
- 6に5のタネを詰めていく。
- タネを詰めたらベーコンの端で蓋をするように閉じ、その上にローリエを乗せる。
- 140度に温めておいたオーブンで2時間。その後は、オーブンから取りだし、型をアルミシートで覆い、室温で30分寝かせる。
- お好みの厚さに切り分け、器に盛りつけて完成です。
わたしのレシピとしては最長の10ステップでした!
いやーー、ちょっぴり手間暇が掛かります。
ですが、難易度はそれほどでもないのです。
そのくせ、出来上がりを食べてみると、そこはもうパリのビストロの味(笑)。
こうしたお料理がおうちで出来るなんて、本当に豊かな気持ちになります。
保存も効きますので(ぴっちりラップをして冷蔵庫で4〜5日)、
お洒落な常備菜としてもいかがでしょうか?
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