たべるの

パテ・ド・カンパーニュ

2017年4月25日
沢樹舞沢樹舞

今日ご紹介するのは「パテ・ド・カンパーニュ」。
パパッと作れるのがサワキさんの「おうちでごはん」なのですが、
そういう意味ではこの料理は、珍しくパパッと作れない(笑)。
ちょっと手間が掛かりますが、でも、おうちで作れると嬉しい、
そんなジャンルのお料理です。

パテとは、お肉をミンチ上にして焼いた料理、
ビストロに必ずあるといっても過言ではないほどお馴染みです。
そして「カンパーニュ」とは「田舎風」。
つまりパテ・ド・カンパーニュとは田舎風パテという意味ですので、
どこか素朴でゴロッとした感じのパテ…というイメージでしょうか。

では、さっそく、作り方をご紹介しましょう。

「パテ・ド・カンパーニュ」

【材料】215×87×60mm型 1台分

豚ひき肉 300g
鶏レバー(ハツ入り) 250g
赤ワイン 大さじ1
1コ
ナツメグ ひとつまみ
フェンネルシード ひとつまみ
ローリエ 5〜6枚
大さじ1/2
黒胡椒 適宜
バター 大さじ1
ベーコン 8枚

(ディクセル)

たまねぎ 1/2コ
にんにく 1カケ
らっきょう 2コ
パセリ 3枝
マッシュルーム 5コ
牛乳 100cc

【作り方】

  1. レディクション(旨味のタネ)を作ります。材料を全てざく切りにしてフードプロセッサに入れ、細かく砕きます。
  2. 小鍋にバターを入れ熱し、1を加え、中火で汁気を飛ばすようにヘラで混ぜながら、ペースト状にしていく。ボウルに移し、冷ましておく。
  3. レバーはハツと共に、水を張ったボウルに入れて血抜きをした後、ザルに揚げ水気を切り、包丁でざく切りにする。
  4. 大きめのボウルに、2と3と、豚ひき肉、赤ワイン、卵、塩、ナツメグ、フェンネルシード、黒胡椒を入れる。
  5. 粘り気が出るまでしっかりと混ぜ合わせてタネを作る。
  6. 型にベーコンを、両端がはみ出すように入れる。
  7. 6に5のタネを詰めていく。
  8. タネを詰めたらベーコンの端で蓋をするように閉じ、その上にローリエを乗せる。
  9.     

  10. 140度に温めておいたオーブンで2時間。その後は、オーブンから取りだし、型をアルミシートで覆い、室温で30分寝かせる。
  11. お好みの厚さに切り分け、器に盛りつけて完成です。

わたしのレシピとしては最長の10ステップでした!
いやーー、ちょっぴり手間暇が掛かります。
ですが、難易度はそれほどでもないのです。
そのくせ、出来上がりを食べてみると、そこはもうパリのビストロの味(笑)。
こうしたお料理がおうちで出来るなんて、本当に豊かな気持ちになります。
保存も効きますので(ぴっちりラップをして冷蔵庫で4〜5日)、
お洒落な常備菜としてもいかがでしょうか?

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