たべるの

真鱈と里芋のコロッケ

2016年2月9日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は3つの国の融合?!「鱈と里芋のコロッケ」をご紹介します。

先日わたしの地元の富山県魚津市から真鱈を取り寄せました。
冬の富山湾といえば寒鰤が有名ですが、実は真鱈も素晴らしいのです。
三枚に下ろした身の部分はお鍋にして、アラの部分は…。
ちょうど畑で穫れた里芋がたくさんあったので、
以前から作ってみたかった「コロッケ」にしてみました。

鱈のコロッケといえばポルトガルの郷土料理。
ですが、里芋のコロッケといえば、台湾の冬の名物です。
しかも真鱈は富山で、里芋は横浜産だし(笑)
…ということで生まれた沢樹さんちのコロッケご紹介します!

「真鱈のコロッケ」

【材料】

タラ(鍋用の切り身) 1パック
里芋(中) 4個
ショウガ(みじん切り) 大さじ1
ニンニク(みじん切り) 大さじ1
タマネギ 1/2個
1個
揚げ油、オリーブオイル、小麦粉、パン粉、塩、コショウ 各適宜

【作り方】

  1. タラは塩を振り5分ほど置いたら熱湯を掛けザルに上げる。鍋に湯を沸かしタラを下茹でする。
  2. タラに火が通ったらザルに上げ、粗熱が取れたら骨から身をはずしておく。
  3. フライパンにオリーブオイルをひき、みじん切りにしたショウガとニンニクとタマネギを炒め、タマネギが透明になったら2のタラを加え、そぼろ状になるまで炒める。
  4. 里芋は皮を剥き一口大にカットして水から茹でる。竹串がスッと通るまで茹でたら水気を切ってボウルに入れる。
  5. 3の里芋に4を加え、潰しながら全体を混ぜ合わせる。しっかりと塩コショウして下味も付ける。
  6. ゴルフボール大に丸め、小麦粉、卵、パン粉の順で衣を付ける。
  7. 180度の油で色よく揚げたら出来上がり。

タラはもちろん真鱈でなくてOKです。
お手頃な塩タラでも、かえってコロッケには向いているくらい。
ムニエル用の切り身なら骨も少なくて楽ちんですね。
その場合は、2〜3切れで十分です。

このタラのコロッケ、ジャガイモで作ればホクホクなのですが、
里芋で作るともっちりして本当に美味です。
タラと里芋、それぞれ冬が旬の食材ですから、これは「出会いモノ」と言って良いかも。

ちょっぴり手が掛かるのが玉にきずですが、良かったら是非お試し下さい!

コメント