豚バラと栗の白ワイン煮
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は晩秋のご馳走、豚バラと栗の白ワイン煮をご紹介します。
今年は10月半ばまで猛暑日が続いて、ようやく涼しくなったかなと思えば、
瞬く間に木枯らしの季節がやってきました。
秋らしい秋を味わえる時間がめっきり減った感がありますが、
せめて食べるものでは秋を堪能したいものです。
栗のシーズンが終わってしまう前に是非ご紹介したかったお料理。
普段ならじゃがいもなどを使うところを、栗に代えただけで秋の気分満点です。
素材の味わいを生かしてシンプルに味付けました。
とっておきの白ワインと合わせれば、まさに晩秋のご馳走です。
「豚バラと栗の白ワイン煮」
【材料】2人分
豚バラ塊肉 | 400g |
むき栗 | 6コ |
タマネギ | 1/2コ |
顆粒ブイヨン | 5g |
シメジ | 1/2パック |
白ワイン | 100cc |
ハチミツ | 大さじ1 |
白だし | 少々 |
オリーブオイル、塩、黒コショウ | 各適宜 |
【作り方】
- 豚バラ肉は2cm幅にカットし、塩コショウする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、1を入れ表面をしっかりと焼き付ける。
- 2の肉を煮込み鍋に移したら、スライスしたタマネギを加えて炒める。しんなりしたら煮込み鍋に移す。
- 煮込み鍋に栗も入れ、白ワインと同量の水を注ぎ、顆粒ブイヨンとハチミツを回し掛け、ローズマリーを乗せて蓋をして火に掛ける。始めは強火、沸いたら弱火にして20分。味見をして、塩気が足りなければ白だしを加えて味を調える。
- 煮込んでいる間に、シメジをフライパンかグリルパンで油を引かずに焼き付け、盛りつける際に加えて、仕上げに黒コショウを振る。
基本の味付けは白ワインとブイヨンとハチミツ。
ね、シンプルでしょう?
栗の優しい甘さやほっこりとした食感がなんともホッとする味わいです。
合わせるワインは…
セラー・エスペルト
「キンセ・ロウエス」
大好きなスペインのワイナリー「セラー・エスペルト」の上級キュベの白ワインです。「キンセ・ロウエス」とは13本の樫木という意味なんだそうです。
ガルナッチャ・ブランカ主体。抜栓直後は柑橘系の爽やかなアロマが広がり、時間と共に白桃や洋梨のようなリッチな香りへと変化します。味わいも始めはすっきりとした酸が中心で、後からハチミツの濃厚なニュアンスが楽しめます。上級キュベならではのグラデーションです。
この料理の味付け自体は実にシンプルですっきりとまとめているので、
キンセ・ロウエスの第一印象とすんなりマッチするはず。
さらに豚バラ肉の濃厚な味わいや栗の甘みが、このワインが持つ重厚さも引き出せます。
栗の季節が終わる前に、是非お試し下さいね!
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