いわしのポワレ 初夏の青豆とシェーブル添え
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は那須高原今牧場チーズ工房のシェーブルを使ったレシピ第2弾です。
国産の山羊チーズ「シェーブル」はまだまだ珍しい存在ですが、
絞りたての山羊のミルクの新鮮な風味が味わえるフレッシュ・タイプのシェーブルとなるとさらに稀少です。
那須高原今牧場チーズ工房のシェーブル「朝日岳」は、
さっぱりとした酸味とクリーミーさが魅力のフレッシュ・シェーブル。
わたしが最もお気に入りの食べ方は、料理にトッピングすること。
今日はいわしのポワレに、畑で穫れたばかりのそら豆とスナップえんどうと、
フレッシュ・シェーブルを添えた一皿をご紹介しましょう。
「いわしのポワレ 初夏の青豆とシェーブル添え」
【材料】
いわし(フライ用) | 3尾 |
そら豆 | 2房 |
スナップえんどう | 5コ |
ケッパー | 4〜5粒 |
ディル | 1〜2枝 |
オリーブオイル、塩、黒コショウ、小麦粉 | 各適宜 |
【作り方】
- いわしはバットに並べ強めに塩を振り10分程度置いた後、表面に浮いてきた水分をペーパーで拭き取る。
- 黒コショウと小麦粉を振る。
- フライパンにオリーブオイルをひき、いわしを皮目から焼く。中火でじわじわと火を入れていく。
- ひっくり返して9割り方火が取ったら火を止める。余熱で仕上げる感覚で。
- 器に4を盛りつけ、湯がいたそら豆、スナップえんどう、ディルとシェーブルをバランス良く配置する。上からオリーブオイルをたらし、ケッパーを散らして出来上がり。
試しに、いわしにシェーブルを乗せてお口に運んで見てください。
シンプルに焼いたいわしに、ぐっと奥行きが生まれるから不思議です。
合わせたワインは…
キンタ・ダ・ムラデッラ
「ゴルビア・ブランコ」
スペインのガリシア州の作り手キンタ・ダ・ムラデッラ。小さな作り手ですが、ワイン業界の権威も一目置く存在です。この「ゴルビア・ブランコ」は生産量が少なく稀少なワインですが、先ごろ人気コミック「神の雫」にも登場し、ますます入手困難に!
凝縮感、ボリューム感ともに「たっぷり」な白ワイン。
それでいて厚ぼったくなく、エレガントでとてもバランスが良いのです。
いわしのポワレ、そのままですとこのワインに負けてしまいますが、
シェーブルを添えることで濃厚さがプラスされ、絶妙なコンビネーションに。
一口のチーズがマリアージュを成功させる好例です。
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