たべるの

いわしのポワレ 初夏の青豆とシェーブル添え

2013年5月28日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は那須高原今牧場チーズ工房のシェーブルを使ったレシピ第2弾です。

国産の山羊チーズ「シェーブル」はまだまだ珍しい存在ですが、
絞りたての山羊のミルクの新鮮な風味が味わえるフレッシュ・タイプのシェーブルとなるとさらに稀少です。
那須高原今牧場チーズ工房のシェーブル「朝日岳」は、
さっぱりとした酸味とクリーミーさが魅力のフレッシュ・シェーブル。

わたしが最もお気に入りの食べ方は、料理にトッピングすること。
今日はいわしのポワレに、畑で穫れたばかりのそら豆とスナップえんどうと、
フレッシュ・シェーブルを添えた一皿をご紹介しましょう。

「いわしのポワレ 初夏の青豆とシェーブル添え」

【材料】

いわし(フライ用) 3尾
そら豆 2房
スナップえんどう 5コ
ケッパー 4〜5粒
ディル 1〜2枝
オリーブオイル、塩、黒コショウ、小麦粉 各適宜

【作り方】

  1. いわしはバットに並べ強めに塩を振り10分程度置いた後、表面に浮いてきた水分をペーパーで拭き取る。
  2. 黒コショウと小麦粉を振る。
  3. フライパンにオリーブオイルをひき、いわしを皮目から焼く。中火でじわじわと火を入れていく。
  4. ひっくり返して9割り方火が取ったら火を止める。余熱で仕上げる感覚で。
  5. 器に4を盛りつけ、湯がいたそら豆、スナップえんどう、ディルとシェーブルをバランス良く配置する。上からオリーブオイルをたらし、ケッパーを散らして出来上がり。

試しに、いわしにシェーブルを乗せてお口に運んで見てください。
シンプルに焼いたいわしに、ぐっと奥行きが生まれるから不思議です。

合わせたワインは…

キンタ・ダ・ムラデッラ
 「ゴルビア・ブランコ」
スペインのガリシア州の作り手キンタ・ダ・ムラデッラ。小さな作り手ですが、ワイン業界の権威も一目置く存在です。この「ゴルビア・ブランコ」は生産量が少なく稀少なワインですが、先ごろ人気コミック「神の雫」にも登場し、ますます入手困難に!

凝縮感、ボリューム感ともに「たっぷり」な白ワイン。
それでいて厚ぼったくなく、エレガントでとてもバランスが良いのです。
いわしのポワレ、そのままですとこのワインに負けてしまいますが、
シェーブルを添えることで濃厚さがプラスされ、絶妙なコンビネーションに。
一口のチーズがマリアージュを成功させる好例です。

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