秋鮭の酒蒸し 四川香味タレ仕立て
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は秋鮭の酒蒸しを四川風のスパイシーなタレでいただきます。
ようやく涼しくなってきましたね。
気がついたら、スーパーに並ぶ魚や野菜達もすっかり秋の顔です。
季節の移り変わりを食材から感じながら料理のレシピを考えることが、
わたしにとってはごく自然な習慣になっているので、
この時期に「秋鮭」を見れば、自ずと手を伸ばさずにはいられません。
そんなわけで今年初めて調理する秋鮭。
まずは中華で、お得意の四川風に仕立ててみましょう!
「秋鮭の酒蒸し 四川香味タレ仕立て」
【材料】
秋鮭 | 2切れ |
塩、コショウ | ひとつまみ |
酒 | 大さじ1 |
ネギ(青い部分) | 10cm程度 |
マイタケ | 1パック |
香菜 | 少々 |
ごま油 | 少々 |
[香味タレ] | |
ニンニク(みじん切り) | 大さじ1 |
ショウガ(みじん切り) | 大さじ1 |
豆鼓(みじん切り) | 大さじ1/2 |
鷹の爪(小口切り) | 大さじ1 |
花椒 | 小さじ1 |
コリアンダー(シード) | ひとつまみ |
クミン(シード) | ひとつまみ |
植物油 | 大さじ1 |
【作り方】
- 秋鮭を塩コショウしてせいろに入るサイズの皿に入れ、マイタケとネギも並べる。上から酒を振りかける。
- 蒸籠で7分程度蒸すか、ふんわりとラップを掛け電子レンジで加熱しても可。
- フライパンにタレの材料を全て入れ、中火でジワジワと加熱する。
- 焦がさないように注意しながら、全体がポロポロするまで炒める。
- 蒸し上がった2を器に盛りつけ、香菜を添え、タレを掛け、香り付けにごま油をたらして出来上がり。
シンプルに酒蒸しした秋鮭が四川料理に大変身です!
ビリリとスパイシーなタレが後を引く美味しさ。
蒸籠で蒸すのが面倒でしたら、シリコンスチーマーを使用してもOKです。
さて、合わせるワインは…
「テリブル・ブランコ」
terrible=不味い というユニークな名前。スペインのマドリッドで有名なワインショップのオーナーが手がけるワインです。DO.ルエダ。土着品種であるベルデホ100%。
洋梨や熟したグレープフルーツの果実味の中に、ほんのりとしたほろ苦さ。
柑橘類の実と皮の間の白いところのような苦さですが、これが良いアクセントになっています。
エキゾチックなハーブやスパイスの香りがあり、これが料理のヒントになりました。
しっかりとした果実の甘みがビリリとスパイシーなタレを受け止め、
秋鮭の旨味も引き出してくれます。
四川料理のお相手にスペインの白「ベルデホ」。
これ、新しい鉄板かも、です!
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