おうちで四川の真骨頂を味わう「海老の四川香味炒め」
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は簡単に四川の本格スパイスが味わえる「海老の四川香味炒め」。
中国料理の中でも特に好きなのが四川料理です。
「麻」と「辣」が織りなすあのビリビリした刺激が暑さにうだった身体に渇を入れてくれます。
でも、単に辛くすれば良いかいうと、そうではありません。
四川の真骨頂はなんといってもスパイス使い。
たくさんの香辛料を幾重にも重ねて薫り高く仕上げていくことで、
あの複雑で深みのある辛さが生まれてくるのです。
今日ご紹介するのは海老の香味炒め。
スパイスは家庭で実現可能なギリギリの数に絞って実現させた本格四川の辛さと香りです。
「海老の四川香味炒め」
【材料】
エビ(ブラックタイガー等) | 4尾 |
しょう油 | 大さじ1 |
塩 | 適宜 |
サラダ油 | 大さじ2 |
香菜 | 1枝 |
[下味] | |
ニンニク(みじん切り) | 大さじ1 |
ショウガ(みじん切り) | 大さじ1 |
豆鼓(みじん切り) | 大さじ1/2 |
鷹の爪(小口切り) | 大さじ1 |
花椒 | 小さじ1 |
コリアンダー(シード) | ひとつまみ |
クミン(シード) | ひとつまみ |
塩、黒コショウ | ひとつまみ |
胡麻油 | 大さじ2 |
【作り方】
- エビは後で食べ易いようにキッチンばさみで背中に切り込みを入れ、竹串で背わたを引き出しておく。
- ビニール袋にエビを入れ、下味の材料を全て入れ軽く揉む。2時間から一晩寝かせる。
- フライパンにたっぷりの油をひき、2のエビを下味ごと入れる。スパイス類は焦げやすいので火加減に気をつけながら中火でじわじわと焼く。
- エビが赤くなってきたら、鍋肌にしょう油をさして、ジャッと言わせてから全体に絡める。
- 皿に盛りつけ香菜を添えたら、軽く塩を振っていただきます。
いかがですか?
スパイスさえ揃えれば、下味を仕込んで焼くだけの超簡単レシピです。
これでお店顔負けの四川料理ができるのも沢樹マジック(笑)。
是非、皮ごとバリバリ召し上がってください!
なんと四川にも赤ワインを合わせます。
トーマス・クシネ
キュベ「WINERY IZUMIYA」
スペインワインの中でも注目の作り手トーマス・クシネが、バルセロナの有名ワインショップの75周年を祝って特別に作ったワインを、ワイナリー和泉屋の新井社長が現地を訪れた際に惚れ込み日本で販売することになったという「ストーリーのある」ワイン。
エチケットにもあるように、カベルネ・ソーヴィニヨン主体(50%)、ガルナッチャとシラーが25%ずつというモダンなブレンド。スペインワインというローカルなキャラクターは全く感じさせず、ただひたすら「美味しさ」だけが印象に残るワインです。
一口含むと「濃い!」
濃厚なブドウの果汁がどーんと口中に広がります。
そしてその後に続くシルキーなタンニンと複雑なスパイスの香りがハートをわしづかみにします!
四川料理でビリビリ痺れた舌を甘く包み込みリセットするパワー。
そしてどんどんお箸が進んでしまう…。
海老の四川香味炒めとの奇跡のマリアージュを是非お楽しみ下さい!
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