たべるの

エコなスープを作ってみました?!

2008年2月22日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。本日の「沢樹舞のおうちでごはん」は、
野菜くずと魚のアラで「エコなスープ」を作ってみました。

「環境」のことに無頓着なヒトってどうなの?
…というご時世です。
地球規模、国家規模はもとより、家庭レベルでも、
環境に優しいか否かを問いながら生きる時代になりました。

そんな折も折、わたしのラジオ番組で扱ったテーマが、
「野菜くずでスープストック作り」。
知識としては知っていた野菜くずのリサイクル術ですが、
こういうことって、なかなか実践できませんよねぇ。
でも、これを機会に、ウチでもやってみることにしました。

野菜の切れ端はもちろん、タマネギの皮から、キャベツの芯、
ニンジンの頭のほう…なんでもOK。
普段ならそのまま「生ゴミ」用のゴミ箱行きになるハズのものを、
専用の保存BOXにストックしていく。
で、ある程度たまったら、大鍋に入れ水を注いで火に掛ける…。
これで美味しい野菜だしが取れるわけです。

これ、3日で溜まった野菜くず。
そのうち、
野菜くずをストックするのが、
楽しくなっちゃうんです(笑)。

さらにこの日は、
野菜ストックにプラスして魚のアラやカニの足など一緒に、
「魚の出汁=ヒュメ・ド・ポワゾン」を作ってみました。

野菜くずを弱火で20〜30分煮た後、
アラを入れてさらに30分経った頃…
この後、ザルで漉して完了です。
大量に作って、
小分けにして冷凍保存すれば、
いつでも使えて便利です。

別の鍋に上記のスープストックを注ぎ、
下茹したジャガイモ、カブ、カリフラワーなどの野菜を入れ、
一煮立ちさせた後、イカやタラなどお好みの魚介類、
トマトペースト、白ワイン、塩、各適宜を加え、
火を通す程度に中火で煮る。

「ブイヤベースもどきの魚介のスープ」

野菜や魚介のエキスが詰まって、
そりゃ〜も〜まいう〜でございました!!!

なんというか、わたし、エコロジーもエコノミーも、
美味しくないと続かないと思うのですよ。
でも、この野菜くず&アラのスープストック、
既製品のブイヨンとか、目じゃないと思いました。
(しかも市販のヒュメ・ド・ポワゾンはお高い!)
魚一匹買ってきて、身は焼いたり煮たり、アラは出汁に…
そういうことを、ちょっとやって行こうと思います。
これがどれほど環境に優しいか、はたまた節約できるのか、
疑わしいところではありますが、とにかく、
食物の命を最後の最後までとことんいただこうと思う。

ちなみに翌日、お鍋にちょっぴり残ったスープに、
冷やごはんを入れておじやにして食べました。

スープを温めたら、ザルにとって
水で洗った冷やごはんを加え、
カブの葉っぱなんかも入れて
一煮立ち。
チャービルを散らして出来上がり。

一滴残らず胃袋に納めてしまいたい…そんなスープでした。

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