たべるの

カボチャのカポナータ風・蒸し煮

2007年12月18日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は冬至に食べたい「カボチャのカポナータ風・蒸し煮」

冬至にカボチャを食べると病気にならない
…という言い伝えが日本各地であります。
カボチャに含まれるベータカロチンが免疫力をアップさせてくれるので、
風邪が流行するこの季節にカボチャを食べるのは、
実に理にかなっているというわけ。

わたしも冬至には必ずカボチャを煮ます。
以前はだし汁で普通に煮ていたのですが、
昨年あたりから凝っているのがオリーブオイルで蒸し煮にする方法。
イタリアの食堂ではどこでも出す「カポナータ」を、
ごく簡単にアレンジした「野菜の蒸し煮」です。

作り方は、あっけないほど簡単です!(笑)

【作り方】

  1. カボチャ、トマト、ナスを適当な大きさに切り、厚手のお鍋に入れます。
  2. 潰したニンニクを2〜3コ、上から散らすように乗せ、塩を降り、最後にオリーブオイルを回しかけます。
  3. 蓋をして火にかけ、最初は強火、くつくつ音がし出したら弱火で。15〜20分ほどで蒸し上がるので、最後にコショウを振って出来上がり!

オリーブオイルは「ちょっと多いかな?」と思うくらいたっぷりと。
美味しいバージン・オイルを使えば、それ自体が美味しいダシに。
一滴も水を入れていないのに、野菜の水分でふっくらと煮えます。
蓋をしたまま火を止めても、余熱で旨みが染みこんでさらに美味。
少々お醤油をたらせば、白いご飯とも相性抜群!

カボチャにトマトの組み合わせは、ベータカロチン摂取のゴールデン・コンビ。
トマトの酸味がカボチャの甘みと相まって、本当に美味しいの!

この蒸し煮、小松菜、パプリカ、ズッキーニ、ブロッコリー、インゲンなど、なんでもOK。
何種類か組み合わせても、単品でも。
赤、白、黄、緑、紫と、色を集めるように意識するとさらに体に良いようですよ。
野菜をたっぷり食べたいときに、どか〜んと作っちゃいます。
冷蔵庫で3〜4日はもつので、ストックしておくと便利。

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