たべるの

田植え初体験! by 藤樹あおい

2011年6月14日
たべるの畑くらぶたべるの畑くらぶ

畑に初めて参加する新人のくせに
田植えデビューしちゃいました!

当日は雨になるという予報だったため
大変な作業になるからということで
お気遣いもいただきましたが
「だいじょうぶですっ!」と勢いで参加。

足手まといになっては申し訳ないと思い
農家のルイ・ヴィトン(?)と呼ばれる
アトムの「みのる君」を購入して万全の
態勢でのぞみました。

なんと!!舞さんと高橋さんとおそろい〜♪
 

テンションもあがってきたところで
人生で初めての田んぼに足を踏み入れます。

あっという間にずぶずぶと足が埋まっていき、
ふくらはぎの半ばまで泥につかります。
そして、腰をかがめて後ろに1歩ずつ下がりながら
苗を植えていくのです。

さらに、自分の埋まっていたところは、足の大きさの
窪みになってしまうので、それをちゃんとならして
消しながら次の苗を植えます。

泥から足を抜くのがこれまた重いのなんの!
「みのる君」にはそんな泥の力に負けないように
長靴が脱げるのを防ぐゴムバンドもついてます。

最初はへっぴり腰だったのが、5列、6列と植える
うちにだんだん慣れてきて、指導してくださった
石井さんも「お〜、早くなってきたな〜!」との
お墨付き!

気がつけば、1時間強で1aの田んぼの田植えが
終了していました。

泥の感触も、稲の苗を見るのも触るのも初めて。
なかなかうまくピンと苗を立てることができず
昔の人々はこんな作業を延々としていたのだと
いう思いとともに、苗を植えていました。

お天気にも恵まれ、晴れ女パワー炸裂です♪
作業のあとのなんともいえない清々しさを
味わってしまい、舞さんのおっしゃっていた
「女性にとっての畑の効果」を体感させて
いただきました。
 

これは、実際にやってみなければ味わえないと
いうこともよくわかりました。
 

田植えが完了した田んぼ。

途轍もない充実感と爽快感♪
自分たちの手で作ったものを味わう喜び。
土に還るという人間の行為。
作業を通してのコミュニケーションや協同の楽しさ。
美味しい空気と鳥のさえずりに耳を傾けて
自然と一体化するひととき…
 

とにかく多くの体験をさせていただき、
人生で初めての体験に心から充実感を感じつつ
帰路についたのでした。

「わざわざ静岡から参加するなんて!!」と
思われたことでしょうが、この企画がなかったら
一生田植えを体験することはなかったと思います。
筋肉痛でギクシャクしながら歩いている今日も
「畑へ行こうよ。」で素晴らしい体験を得られる
チャンスをいただき、舞さんを始め、畑に携わっている
すべての方々に心から感謝いたします。

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