牡蠣のソテーとクレソンのサラダ バルサミコ風味
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はワインがススむ!「牡蠣のソテーとクレソンのサラダ バルサミコ風味」。
今年はスーパーの棚を見ていても牡蠣が品薄気味でしたが、
本格的な鍋のシーズンに入りようやく普通に入手できるようになり、
牡蠣好きとしては、ちょっとホッとしています。
でも、わたしの場合、牡蠣はお鍋の具材より、もっぱらワインの肴。
スパークリング、白、ロゼ、赤…。
ワインのタイプや個性に合わせてちょっとしたアレンジをするのが、
冬のちょっとした楽しみなのです。
ということで、今日はボリューム感のある赤ワインに合わせた、
サラダ仕立てのおつまみをご紹介します。
「牡蠣のソテーとクレソンのサラダ バルサミコ風味」
【材料】
牡蠣 | 1パック |
クレソン | 1束 |
[ソース] | |
バルサミコ酢 | 大さじ2 |
だし醤油 | 大さじ1 |
ハチミツ | 大さじ1/2 |
バター | 10g |
ピンクペッパー | ひとつまみ |
オリーブオイル、塩、小麦粉 | 各適宜 |
【作り方】
- 牡蠣は塩を掛け2〜3度振り洗いして汚れを落とす。ザルに上げたあと、ペーパーでしっかりと水気を拭いておく。
- 小麦粉をまぶす。余分な粉ははたいておく。
- フライパンにオリーブオイルをひき強火に掛け、牡蠣を焼き付ける。片面が香ばしい焼き色が付いたらひっくり返し、ぷっくりとふくれてきたら取り出す。
- 牡蠣を取りだした後のフライパンにソースの材料を全て入れ、中火で煮詰める。途中、鍋底に付いた牡蠣の旨味もヘラでこそげ落とすようにする。全体が半量程度になり粘度が出てきら火から下ろす。
- 皿にクレソンをしき牡蠣を並べたら、上から4のソースを掛け、仕上げにピンクペッパーを散らす。
牡蠣のソテーは我が家の大定番。
バルサミコ酢とハチミツで仕上げるソースもお馴染みですね。
でも、今回のポイントはたっぷりと盛りつけたクレソン。
この牡蠣とバルサミコとクレソンのコンビが赤ワインを引き立てるのです!
で、合わせたワインは…
ガルナッチャ・デ・エスパーニャ
「ガルナッチャ・サルバヘ・デ・モンカヨ」
スペイン北部にそびえるモンカヨ山の麓の畑、樹齢100年を越す野生のガルナッチャ種から作られるワイン!ラベルに描かれているように、大地に深く根を張った古木からフレッシュでまろやかな素晴らしいワインが生み出されます。ワイルドさとエレガントさを兼ね備えた個性的な1本。
ガルナッチャはフランスではグルナッシュと呼ばれるブドウ。
色合いは明るく果実味が豊かで、チャーミングなワインを生み出します。
このワインも鮮やかな色調とフレッシュさを持ちつつも、
野生の古樹ならではの複雑さとパンチがあり、
なおかつ5か月樽熟させたというフレンチオークのまろやかさも併せ持つ。
ブルゴーニュのワインをワイルドにした…そんなイメージのワインで、
フレッシュなベリー系の適度な酸味とタバコのような複雑な香りを楽しむため、
大降りのブルゴーニュ型グラスでゆっくりと時間を掛けて。
牡蠣のミネラルや旨味とクレソンのほろ苦さをまとめるバルサミコソース、
このサラダとガルナッチャ・モンカヨのマッチングは完璧!
あ〜、今夜もワインがススみます〜(笑)。
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