遂に完成!沢樹さんちの「究極のハンバーグ」
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は沢樹さんちのハンバーグ進化系「究極のハンバーグ」が登場です!
これまでレシピと動画で2回ご紹介した「沢樹さんちのハンバーグ」、
さらなる極みを目指して試行錯誤した結果、遂に完成しました!
「究極のハンバーグ」
究極なんて大袈裟かも知れませんが、でも、間違いなく美味しいです。
ジューシーな肉汁、ボリューム感、滑らかさ、肉の香り高さ…
噛み締めたときにそのどれもを実感できることを目指したこのレシピ、
決め手はなんといっても、3種類の肉を使うこと。
「牛の赤身の挽肉」「合い挽き肉」「牛脂のついた切り落とし牛肉」
この3種類を用意するのは大変ですし、プロセスも複雑ですが、
頑張る価値は絶対にありますっ!
わたしの料理の中で最も手を掛ける料理、ここ一番のご馳走を、詳しくご紹介しますね!
【材料】(4個分)
牛赤身の挽肉 | 150g |
合い挽き肉 | 250g |
牛脂のついた切り落とし | 200g |
タマネギ | 1/2コ |
卵 | 1コ |
パン粉 | カップ1/2 |
牛乳 | 大さじ2 |
バター | 大さじ1 |
塩、黒コショウ、ナツメグ、オリーブオイル | 各適宜 |
[付け合わせ] | |
トマト | 1コ |
いんげん | 10本 |
「牛脂のついた切り落とし」
ウチの近所の肉屋さんでは「旨味の素」という名前で売っています。お肉屋さんにお願いすれば、牛脂の多い部分を分けてくれます。入手出来ない場合は、通常の切り落としと牛脂の塊1コ(3cm角程度)で代用します。
【作り方】
- タマネギはみじん切りにして、オリーブオイルをひいたフライパンで半量になるまで炒めて冷ましておく。パン粉は牛乳に浸しておく。
- 牛脂つきの切り落としを、包丁で刻み、粗挽き状態にする。
- 赤身の挽肉を包丁で叩いて、ペースト状にする。
- 溶き卵を少しずつ加えながら練っていき、糊のようなペーストにする。
- ボウルに2の牛脂つき挽肉、合い挽き肉、1のタマネギを入れ、ふやかしたパン粉を加える。塩とコショウを強めに振りかけ、ナツメグを軽く振る。
- 練らないように気をつけ、ざっくりと和えるような感覚で混ぜ合わせる。
- 4の赤身ペーストを加え、やはり練らないように、ざっと全体を混ぜ合わせる。混ぜたらタネを4等分し小判型に成形する。
- オリーブオイルをひいたフライパンを熱し7を並べる。真ん中に指で溝を付けると均一に火が通ります。
- 片面を強めの中火で3分ほど焼き付けたら、香り付けのパターを加えフタをして弱火で5分。ひっくり返して約3分。串を刺して透明な汁が出てきたら焼き上がり。
- 別のフライパンで焼き付けたトマトの輪切りといんげんを添えていただきます。
このハンバーグ、ソースを使いません。
あくまでも、ジューシーな肉汁でいただくというのがウリです。
なのでタネ作りの際に塩はキッチリ加えましょう。
トマトを崩して、ソース代わりに乗せても美味です。
この究極のハンバーグにはやはり特別なワインを合わせたいですね。
ワイナリーアーツ
「ナンバー9スペシャルエディション999」
ご存知ナンバー9のスペシャル版。2009年9月9日に収穫されたブドウで作られたのだとか!スペインでは「9」は無限の可能性を意味するラッキーナンバー。テンプラニーニョとメルローが主体のダイナミックで濃厚なワイン。
この999、スペシャル版というだけあって本当にゴージャスなお味。
それでいて、重苦しくなく、滑らかさがあって、とても飲みやすいんです。
挽肉料理はちょっとライトな赤ワインを合わせることが多いのですが、
今回の「究極」のハンバーグには、肉汁に負けないボディが不可欠。
それでいて厚ぼったくないサジ加減が肝心です。
その意味では理想的と言えるのがこの「999」。
究極のハンバーグと、まさにスペシャルなマリアージュが完成です!
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