沢樹流 鶏モモ肉のコンフィ
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はフランスの常備菜「鶏モモ肉のコンフィ」の簡単沢樹流レシピ!
コンフィといえばフランスの家庭料理の代表格。
肉を70度〜90度の低温の油で煮ることで柔らかくホロホロになります。
代表的なのが鴨のコンフィで、柔らかいムネ肉はローストにして、硬めのモモ肉をコンフィにするのだそうです。
このコンフィ、低温をキープするための火加減がちょっと難しい。
そして油を沢山使った後の、始末がちょっと面倒くさい。
そこで考えたのがこのレシピ、沢樹流手抜きコンフィです!
「沢樹流 鶏モモ肉のコンフィ」
【材料】
鶏モモ骨付き肉 | 2本 |
ニンニク | 2カケ |
ローリエ | 3枚 |
塩、コショウ、オリーブオイル | 各適宜 |
サラダ油 | カップ1/2 |
ジャガイモ | 2コ |
クレソン | 1/2わ |
レモン | 1コ |
【作り方】
- 鶏肉の表面をフォークで刺して、塩、コショウをする。
- バットにラップを敷いて1を乗せ、スライスしたニンニクとローリエを置いて、オリーブオイルをまんべんなく掛ける。ラップで全体を包み込み、空気が入らないように密着させたら、そのまま冷蔵庫で1晩置く。
- 2のラップを外してニンニクとローリエも一緒にジップロックに入れ、鶏肉が浸る量のサラダ油を注ぐ。空気を抜いて袋を綴じる。
- 大きな鍋にたっぷりの水を入れ中火に掛け、小さな水泡が出てきたら3を入れ、蓋をして弱火で煮る。沸騰させないように注意する。
- 約2時間ゆらゆらと煮て、肉に火が通ったら取り出し、フライパンで表面を焼き付ける。香ばしい焼き色が付いたら出来上がり。
要は湯煎の感覚です。
大量の油で煮るよりは、低温をキープするのも簡単だし、
何よりジップロックで浸した分の油で済むので片付けが簡単です。
煮上がった後、袋に入れたまま、冷蔵庫で1ヶ月。
冷凍するなら油を切ってフリージングバッグに入れれば数ヶ月は大丈夫。
食べたいときに温めたり解凍して食べられるので本当に便利です。
で、合わせたワインは…
スパニッシュ・ホワイト・ゲリラ
アルバリーリョ
スペインの赤ワインの銘醸地リオハで美味しい白ワインを作ろう!というコンセプトで始まったプロジェクト。
現地でも「白ワイン革命」と呼ばれ記録的なセールスを達成しています。
アルバリーリョはスペインの白ワイン用の高級品種。フレッシュな果実味と豊かなアロマ、そしてエレガントな佇まいが魅力です。
アルバリーリョには魚介類、というのが定説ですが、今回敢えて鶏肉に併せてみました。
というのもこのワイン、とってもボディが豊かで充実感があるから。
ワインが持つミネラルを意識して、仕上げに岩塩をしっかり効かせた鶏肉なら、
魚介類とは一味も二味も違う奥行きのあるマリアージュになります。
レモンもしっかり搾れば、さらに相性がUPしますよ。
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