北フランスの味カルボナードをアレンジ
「豚バラのビール煮」
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は北フランスの味をアレンジ「豚バラのビール煮」です。
フランスにも実にさまざまな地方料理、郷土料理があります。
ベルギーの国境近くフランス北西部を代表するのが
「カルボナード」牛肉のビール煮です。
牛肉を黒ビールと、この地の名産の黒砂糖ヴェルジョワーズで煮る、
ほろ苦さと奥深いコクが何とも言えず魅力的なお料理です。
今日はそんなカルボナードを沢樹流にアレンジ!
なんと豚バラの塊、三枚肉で、さらにパンチを効かせます。
「豚バラのビール煮」
【材料】
豚バラ塊肉 | 400g |
黒ビール | 350cc |
黒砂糖 | 大さじ2 |
顆粒ブイヨン | 10g |
トマト | 1コ |
タマネギ | 1/2コ |
オリーブオイル、塩、コショウ | 各適宜 |
【作り方】
- 豚バラ肉は2cm幅にカットし、しっかりと塩コショウする。
- 鍋に少量のオリーブオイルをひき、肉を入れ4面しっかりと焼き色を付ける。大量の脂が出てくるのでペーパーで吸い取る。
- 薄切りのタマネギを加え、底に着いた旨味をこそげ取るようにしながら炒める。
- 湯むきしてざく切りにしたトマト、黒ビール1缶、顆粒ブイヨン、黒砂糖を加え、蓋をして煮る。沸騰したらアクを取り、弱火で20分。その後しばらく火を止めて置いておくと味が染みこむ。
- 湯がいたブロッコリーと一緒に盛りつけて出来上がり。
合わせたワインは…
ラス・アルクサス
セラー・デル・ロウレ
スペインの最も有名なワインガイド本で、バレンシア地区のベストワインに選ばれたワイン。特にコストパフォーマンスでは5つ☆を獲得。
モナストレル50%、シラー15%、メルロー15%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、テンプラニーニョ10%。
なんとも自由なブレンド!パンチがあって濃く滑らか。それでいて明るく軽快な香りがある、理想的な普段飲みワインです。
このワインのコスパは本当に凄いです。
ボディの豊かさは申し分なく、香りや飲み口にエレガントな印象すらある。
合わせたビール煮はコクやほろ苦さが身上ですが、とても良いバランスで、
豚バラのパンチもしっかりと受け止めてくれる。
やはり最近のスペインワインは凄いなぁ〜と改めて感心させられた1本です。
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