じゃがいもとチーズのグラタン
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はフランスの郷土料理「じゃがいもとチーズのグラタン」です。
じゃがいも1個からでもフランス料理は作れる。
フランス人にとって、じゃがいもはなくてはならない身近な食材。
蒸したり揚げたりして付け合わせにするのはもちろん、
じゃがいもを主役にした料理もたくさんあります。
今日ご紹介するのはじゃがいもとチーズのグラタン。
フランス人なら誰でも知っているお総菜、家庭料理です。
「じゃがいもとチーズのグラタン」
【材料】1皿分
ジャガイモ(メークイン) | 2コ |
牛乳 | 2カップ |
生クリーム | 50cc |
グリュイエール・チーズ | 50g |
ニンニク | 1カケ |
バター | 小さじ1 |
塩 | ひとつまみ |
【作り方】
- ジャガイモは皮をむき、1cm幅にカットする。
- 鍋に1を入れ、ひたひたの牛乳で煮る。弱火でコトコトと。途中で塩をひとつまみ入れる。
- グラタン皿の底に半分に切ったニンニクをこすりつけ香りを移す。その後バターを全体に薄く塗る。
- 茹で上がったジャガイモをグラタン皿に並べ、生クリームを掛ける。すり下ろしたグリュイエール・チーズをたっぷりと散らす。
- 魚焼きグリルかトースターで7分ほど、表面にこんがりと焼き色が付いたら出来上がり。
グリュイエール・チーズが無ければパルミジャーノ削ってもいいし、
ピザ用のチーズを散らして粉チーズを振ってもいいです。
ただ、グリュイエール・チーズのまったりとしたコクが、
この料理の故郷であるドーフィネ(スイス国境近くの地方)風にはマスト。
しかし、牛乳でコトコト煮ると、じゃがいもって本当に美味しいですね。
これもフランスの家庭では、ごくごく一般的な調理法。
わたしはこのグラタンを作るときは1コ余分にじゃがいもを煮ておきます。
グラタンに使った残りのジャガイモと牛乳に少しスープを足して、
ハンドミキサーで撹拌してポタージュにします。
優しくて温かいじゃがいも料理。これからの季節にぴったりの一品です。
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