たべるの

「塩豚」を作りましょう!

2008年2月4日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
我が家の「塩豚」作りをご紹介します!

ゆで鶏と並んで、なにかと重宝するのが「塩豚」。
500gはあろうかという巨大な三枚肉を買ってきて、
ちょちょいと塩をまぶして下ごしらえしておけば、
あとはお肉が勝手に美味しくなってくれる。
冷蔵庫の無い時代の知恵なんでしょうが、昔のヒトは凄いなぁ。

たっぷりの塩が肉の水分を吸い取って、旨みをぎゅっと凝縮させる。
これ、塩と時間のマジック。
フレッシュな肉とは一味違う、深みのある美味しさになるんですね。

では、さっそく作っていきましょう!

たっぷりの塩を肉全体に刷り込むようにまぶします。小一時間ほど、ザルの上で放置。

ペーパータオルで包んだあと、さらにラップで包み、保存袋に入れ冷蔵庫へ。

3〜4日後あたりが食べ頃です。

「塩豚」は、なんといっても、美味しい塩で作りたいですね。
翌日など早めに食べたいときは粒子が細かい塩、
じっくりと寝かせるならば大粒の塩。
塩の量が少ないと味がボケてしまいます。大胆にたっぷり使いましょう!

さぁ、数日後、いよいよ塩豚をいただくわけですが、
一番簡単で一番美味しいのは、やっぱり「ゆで豚」です。

塩豚を軽く水で洗って塩を落とした後、水から静かに茹でていきます。
ポイントはゆで鶏の茹でたかと同じ。
・強火でグラグラ茹でないこと。
・中まで火が通ったら、火を止めて鍋の中でゆっくり冷ますこと。

ゆで汁の中で冷ますことで、水分や旨みが肉に戻り、
ふっくらジューシーな仕上がりに!!!

あとは、お好みの厚さにスライスして、お好きな野菜を盛りつけたら、
立派なメーンディッシュが出来上がり。

お肉を葉野菜でくるんで柚子胡椒を付けるのが、大のお気に入り。
カボスを絞ってだし醤油でいただくのも好き。

なにしろ、塩豚は一度に大量に仕込むので、
この「ゆで豚」を始め、いろんなお料理に作ります。
お肉を包んだペーパーを取り替えれば、1週間は保ちますし、
ゆでた塩豚をゆで汁と一緒にストックしてもOKです。

皆さまも是非、いつも冷蔵庫に「塩豚」を!!!

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