たべるの

すだちと白きくらげのワインゼリー

2018年10月3日
沢樹舞沢樹舞

すだちのレシピ、まだまだ続きます・・。
前回はすだちの果汁で作るポン酢のレシピをご紹介しましたが、
全く趣を変えて、デザートなんかはいかがでしょうか?
食材のストックを整理していたら、白きくらげを発見したので、
すだちと一緒に、プルプルのゼリーに仕立てました。

「すだちと白きくらげのワインゼリー」

【材料】

白きくらげ ひとつまみ
すだち(果汁) 2〜3コ分
ワイン(白でも赤でも) 100cc
粉ゼラチン 大さじ1(5g)
はちみつ 大さじ4
しょうが汁 大さじ1
カルダモン(粒) 2コ

【作り方】

  1. 白きくらげはさっと洗ったあと、たっぷりの水に30分ほど浸しておく。
  2. ボウルの中でもみ洗いし、水を替え、さらに数回もみ洗いし、水が濁らなくなったら、石突きの部分を切り落とし、小房に分けておく。
  3. 小鍋に水400ccとワインと生姜の絞り汁を入れて火に掛け、クツクツ沸いたら2を入れ、はちみつとカルダモンを加えて、2〜3分弱火で煮たら火を止める。
  4. 粉ゼラチンを小さな器に入れ、水50ccほど掛けて、ふやかしておく。
  5. やや温度が下がった3の鍋に、すだちの果汁と4を入れ、混ぜながらしっかりと溶かしたら、容器に移す。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。

ワインは白でも赤でもロゼでも!
ただし、赤の場合は、カベルネやシラーのようなタンニンたっぷりなタイプよりピノがオススメ。
このレシピでは甘さ控え目なので、お好みではちみつの量を増やしてくださいね。
すだちの果汁の代わりに、レモンでもOKです。

実は白きくらげは、漢方の世界では「銀耳(ぎんじ)」と呼ばれ、
かの伝説の美女、楊貴妃が好んで食したことで知られています。
肌を潤し、老化を防ぎ、滋養強壮にも効くという食材です。
しかもゼラチンでコラーゲンを、すだちでビタミンCを補うという、
まさに女性のための、美肌を作るデザート!
夏の疲れと秋の乾燥がダブルで襲ってくるこの時期に是非お試し下さい。

コメント