夏の畑を味わう。その2
7月25日。夏の畑へ。収穫物のほかに、石井農園の野菜もわけていただき、いろいろな夏野菜をもちかえった。できるだけ新鮮なうちに食したい。当日は簡単なものを、それゆえの美味しさで味わったが(※夏の畑を味わう。その1参照。https://taberuno.com/hatake/75)翌日からは目の前の野菜にワクワク、あれこれメニューを楽しんだ。
まっさきに作ったのが、ガスパチョ。色とりどり盛りだくさんの野菜を豪快にミックス。パンチがあって、スカッとするスープ。「夏野菜祭り!」とでも呼びたくなるテンションのあがるメニューだ。きまったレシピがあるわけでなく、得意の目分量とアレンジで作る。猛暑の朝ごはん用に、今回は酸味をきかしてみた。
つづいてラタトゥイユ。生トマトを使って、野菜の水分だけで素朴に煮込んだ。普段は入れないジャガイモも大胆にほうりこんだら(今季最後の収穫でした!)、ボリュームたっぷり。少しずつ食べ、数日後の「残り」はカレー粉と辛味を加えてアレンジメニューにした。
ガスパチョ、ラタトゥイユ、言ってみればカサがいっぺんに減る料理を作ったら、早く食べなきゃ作らなきゃという気持ちが落ち着いた。それからは食べたいものを日々つくる。米なす、いんげん、トマト、カボチャ、ピーマン、キュウリ…、見ているだけで元気が出る美しい夏野菜は、調理時間までウキウキさせる力がある。夏の元気力、夏野菜。畑にいくと、その力が土や光や水の育みであることを実感する。
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