たべるの

満喫、アウトサイダー。

2011年5月9日
さいこさいこ

畑で収穫できるもの、今はないよ。でもそんな時にも、畑と畑のまわりには、さまざまな息吹があった。4月下旬、私は訪れた畑の近くで実にたくさんの美味しいものを手にいれてきた。主に自生。

たっぷりの芹。まずはさっと湯がいて、お浸しに。このシャキシャキ感と香りは春そのものだ。葉が元気なうちにと、朝食に芹にゅうめん。ビタミンの豊富さが味から伝わってくる。しょうゆ味のお好み焼きにした話を畑でききつけ、さっそくチヂミ風にアレンジして挑戦。お、いける。欲張りにネギを加えたが、いさぎよく作れば芹をさらに活かしきれたかもなぁ。反省は来年への意欲に。


セリにゅうめん

セリとネギのチヂミ

高級食材のクレソンは、畑の用水路にわさわさ。沢山持ち帰れば少し大胆なメニューになる。にんにくオイルで厚揚げといっしょにエスニックな炒めものに。ナンプラー味、いい。レモンかトマト、酸味を加えてもよかったな。もちろん肉との組み合わせや、ツナと合えたサラダは、間違いなしの味。


クレソンと厚揚げナンプラー炒め

ネギとクレソン肉まき

クレソンサラダ

さて、蕗。いつもなら、うす味の煮物にするが、すこし日保ちさせたくて、キャラブキ手前の濃いめの煮付けに。自生ゆえの強い灰汁と筋を、ていねいに取り除き、大成功!


蕗のあめ煮

大好きな三つ葉。以前から時々購入していたが、まさか里山で見つけ、それを食べるようになるとは、数年前まで思ってもみなかったな。贅沢は、卵焼きや丼ものに、たっぷり使うこと。脇役というより、これ食べたさに作っているような。


三つ葉たっぷり牛丼

畑のわきのアウトサイダーたち。その全てが春の畑のすばらしさである。ごちそうさまでした。

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