豚肉とりんごのソテー クリーム仕立て
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は黄金のコンビ「豚肉とりんご」をリッチなクリーム仕立てで。
わたしの料理には果物を使ったレシピがたくさんあります。
特に、肉や魚と組み合わせてメインディッシュにするのが好きです。
果物が持っている甘さや酸っぱさや香りが肉や魚と出会うとき、
想像していた以上の新しい美味しさをもたらしてくれるからです。
中でも豚肉とりんごのコンビはテッパンです。
フランスはノルマンディー地方の郷土料理を例に挙げるまでもなく、
世界中の大勢の方がその美味しさを認める組み合わせ。
わたしも大好きなその黄金のコンビ、これまでもいろいろご紹介していますが、
今回はトンカツ用のお肉で新作ソテーを作ってみました。
「豚肉とりんごのソテー クリーム仕立て」
【材料】
豚ロース肉(トンカツ用) | 2枚 |
リンゴ | 1コ |
白ワイン | 大さじ3 |
ハチミツ | 大さじ1 |
生クリーム | 大さじ3 |
バター | 10g |
ローズマリー | 1枝 |
オリーブオイル、塩、黒コショウ | 各適宜 |
クレソン | 1〜2枝 |
【作り方】
- 豚肉は焼いたときの縮みを防ぐため、筋を切っておく。その後、両面にしっかりと塩コショウをする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、豚肉を焼いていく。両面にしっかりと焼き色が付いたら、余分の脂をペーパーで拭き取る。
- 豚肉をフライパンの端に寄せ空いた空間にバターを入れ、クシ切りにしたリンゴを入れる。
- リンゴをひっくり返し、ローズマリーを入れたら、白ワインを全体に振りかけ、ハチミツはリンゴに掛け、フライパンを一度揺すったら、蓋をして弱火で3分程度蒸す。
- 肉とリンゴを器に盛りつけ、フライパンに生クリームを加え弱火に掛け、鍋底に残った旨味をヘラでこそげ落とすようにして全体を馴染ませる。軽く煮詰めてとろみが付いたら肉に掛け、クレソンを添えて出来上がり。
豚肉とりんごをソテーするだけで十分に美味しいのですが、
生クリームをプラスすると俄然リッチなお味になります。
豚肉の旨味とリンゴの甘酸っぱさを吸った濃厚なソースはたまりません。
合わせるワインは…
スティーリャ・マイティエラ
「グラン・リバリス・ブランコ」
久々に登場のグラン・リバリスです。一瞬「甘口かな?」と思えるほど甘くリッチな香りと味わいですが、飲んだ後はきりっとビターな風味が残る。珍しいマスカットの亜種「モスカテル・グラーノ・ネグード」から作られる個性的でボリューム満点の白ワイン。
このグラン・リバリス、とにかくパンチのある白ワインです。
味わいに奥行きがあるから、強い塩味や濃厚なソースも受け止めます。
中華料理や韓国料理、エスニックにもうってつけだし、
わたしは青カビチーズを使った料理などでもこのワインを多用します。
今回は豚肉とりんごと生クリームという組み合わせでしたが、
濃厚な味付けに決して負けないゴージャスなマリアージュが生まれました。
是非、お試し下さい。
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