たべるの

酸っぱくなった白菜漬けで
「中華風の究極鍋!」

2010年2月8日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は酸っぱくなった白菜漬けで作るサワキさんちの究極鍋です!

先日、葉山の畑をお借りしている石井さんの叔父さん、
石井牧場の「よっちゃん」さんが作った白菜漬けをいただきました。
いやぁ、この白菜漬け、本当に美味しいの。
余りに美味しくて食べるのを惜しんでいたら酸味がでちゃった(笑)。

さて、酸っぱくなった白菜漬け、どうしよう…。
そこでふと頭をよぎったのが、中国の「酸菜火鍋」という伝統料理。
無口になるほど美味しい…そんな風に友人が言うほどの絶品鍋をヒントに、
わたくしが全くのオリジナルで生み出した鍋をご紹介します。

「絶品!酸菜サワキ鍋」

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【材料】

白菜の浅漬け(酸味がたったもの) 1/2株
鶏肉(水炊き用) 400g
 [漬け込み用※]
 (八角 1コ、クコの実 大さじ1、花椒 ひとつまみ、ニンニク 1カケ)
ごま油、塩コショウ 各適宜
1/2カップ
みりん 1/2カップ
鶏ガラスープの素(顆粒) 大さじ2
ねぎ、しいたけ、水菜 各適宜

【作り方】

  1. 鶏肉の表面にしっかりと塩コショウした後、※と一緒にビニール袋に入れ、ごま油でマリネしてよく揉み込む。口を縛って30分〜1晩漬け込む。(ニンニクは粗みじんにする)
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  2. 土鍋を熱したら、1を汁(ごま油)ごと入れて、中火でしっかりと炒める。
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  3. ペーパーでさっと油を拭いたら、分量の酒、みりん、水を加え、しばらく煮る。この時ヘラで鍋底についた焼き目(旨味)をこそげ落とすようにする。
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  4. ざく切りにした白菜漬けは、軽く汁気を切って鍋に入れる。鶏ガラスープの素を加え5分ほど中火で煮る。
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  5. ねぎ、しいたけを加え、火が通るまで煮た後、仕上げに水菜を加えたら、1分ほどで出来上がり。天然塩、ラー油など、お好みで。
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白菜漬けの酸味と、みりんを多用した少々甘めの煮汁のマッチング。
実はわたし、例の「酸菜火鍋」って食べたことないんですが、
このレシピは相当に美味しいのではないかと思います!(自画自賛・笑)

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よっちゃんさんの白菜漬け。
旨味の強い利尻昆布と甘唐辛子で漬けてあるそうです。
今日は昆布と甘唐辛子も一緒にお鍋に入れました。
見た目の華やかさとピリリとしたアクセントに!

エキゾチックな香り、パンチの効いたスパイス。
そしてなにより、漬け物の酸味とみりんの甘みが生み出す不思議なハーモニー。
これ、わたしのレシピの今季ベスト3に入るかも…。
白菜漬けをわざと放っておいても作りたい鍋、どうぞお試しください!

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