春キャベツのグリル 白モツのトマト煮添え
沢樹舞皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は「春キャベツ」の甘く柔らかな食感に春の訪れを感じる一皿です。
久々に白モツが食べたくなって、定番のトマト煮を作りました。
いつもなら白花豆と一緒に煮るのですが、今回は相棒が変わります。
というより、こちらが主役と言うほうが相応しいかも知れない。
葉山の石井農園さんのキャベツは市場でも指名買いされる逸品。
この時期には「春キャベツ」の収穫が始まっています。
甘く柔らかく瑞々しい春キャベツはなんといっても生で味わうのが最高！
今日はさっとグリルして、濃厚な煮物と一緒にいただきます。
「春キャベツのグリル 白モツのトマト煮添え」
【材料】
| 牛白モツ | 300g |
| キャベツ | 1/2コ |
| タマネギ | 1コ |
| ニンニク | 1カケ |
| トマト水煮缶 | 1/2缶 |
| 白ワイン | 100cc |
| 顆粒ブイヨン | 10g |
| ハチミツ | 大さじ2 |
| 白だし | 大さじ1 |
| ローリエ | 1枚 |
| オリーブオイル、塩、コショウ | 各適宜 |
【作り方】
- 白モツの下処理をする。良く洗った白モツをたっぷりの湯で5分程度茹でる。その際にローリエを1枚入れて臭味消しにする。2〜3回茹でこぼしたら、ザルに上げて食べよい大きさに切り分ける。
- 鍋にオリーブオイルをひき、潰したニンニクとせん切りのタマネギ、白モツを入れざっと炒める。
- トマトの水煮は細かく潰して2に加え、同量の水も入れる。白ワインとブイヨンとハチミツも足し、中火で15分程度煮込む。
- キャベツは芯を残して1/4にカットする。軽くオリーブオイルをひいたフライパンで焼く。焼き目が付いたら火を止めて蓋をして余熱で保温しておく。
- 3を味見して、必要ならば白だしで味を調える。器にキャベツを乗せ、トマト煮を盛りつけたら出来上がり。
濃厚な白モツのトマト煮をキャベツに付けてバリバリ食べちゃう！
相反する2つの味わいが、お口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。
焼き付けず生キャベツを添えてももちろん良いとは思うのですが、
軽く焼き付けて香ばしさや甘さを引き出し、少し温めておくことで、
トマト煮との一体感がグンと増します。
冬キャベツの場合は、グリルじゃなく、一緒に煮てしまってください。
プロセス3にキャベツも加えて中火で15分。
巻きがしっかりしている分、1/4ではなく1/8に切れば火が通りやすい。
レシピ通りの分量だと、トマト煮がシチュー皿4杯分はありますので、
キャベツ1コペロリと食べられちゃいます。
…あ、なにも1人で食べなくても良いのですが（笑）。
日本海側ではどか雪が降っているというのに、葉山にはもう春の足音が聞こえています。
キャベツを頬張りながら、申し訳ないやら有り難いやら…。
一足先にすみません、春をいただきました。
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