温野菜の塩辛クリームソース添え+バラの香りのするワイン
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
本日ご紹介するのはナンと塩辛と生クリームで作るソースです!
以前、TVで神田うのさんが
「塩辛に生クリームを混ぜると美味しい」と紹介されていたのが、
ネットでかなり話題となって、今や定番のメニューになりました。
わたしもこの組み合わせ、相当に好きです!
ええ?まだ半信半疑ですか?
魚の旨味と塩分をぎゅっと凝縮させたもの。
要は塩辛は和風のアンチョビ…と思えば良いわけです。
パスタソースにするのは定番なので、
今日は温野菜を添えてバーニャカウダ風でいただきます。
「温野菜の塩辛クリームソース添え」
【材料】
塩辛 | 50g |
生クリーム | 50cc |
白ワイン | 大さじ2 |
ニンニク | 1〜2カケ |
オリーブオイル、黒胡椒 | 各適宜 |
野菜 | カブ、スナップえんどう、カリフラワーなど |
【作り方】
- 小鍋にオリーブオイルとみじん切りのニンニクを入れ、弱めの火で香りを出すように炒める。
- 白ワインを注いで火力を強め、沸騰したら細かく刻んだ塩辛と生クリームを加えて、クツクツと言うまで軽く煮る。
- 器に茹でるか蒸した野菜を盛り、ソースを添えて出来上がり。
ほ〜んとうに簡単です。
で、と〜っても美味しいです。
生クリームと出会うことで、塩辛のクセもマイルドになって、
旨味の乗った塩味がぐ〜〜〜んとお口の中に広がるの。
温野菜はもちろん、ざく切りにしたキャベツや、パンの切れ端でもイイ。
このソースさえあれば、ワイン1本なんて軽いのだ!(笑)
で、合わせたワインは…
シャトー・メルシャン
「甲州 グリ・ド・グリ」
なんと言ってもこのワインの特徴は
「バラのような芳しい香り」
シャトー・メルシャンが日本固有のブドウ品種「甲州」を研究する中で発見した「ブルガリアン・ローズ」の香り成分。
その香りを最大限に引き出すための醸造技術を駆使して生まれたのがこのワイン。
甲州ブドウって皮の色が「薄い紫色」ですよね。
つまり黒ブドウと白ブドウの中間=グレーのブドウ。
「グリ」とは仏語でグレー。
グリ・ド・グリとは「グレーの中のグレー」という意味です。
ワインもちょっと赤みがかっているでしょう?
ロゼのように少し皮のエキスを抽出したのだと思います。
味わいはとてもリッチで、オイリーな口当たり。
でも、キリッとした酸やミネラルもあって、非常にバランスが良い。
塩辛のクリームソースとの相性は絶品ですよ!
甲州ワインにバラの香りの成分が潜んでいたというのも驚きですが、
その潜在的な個性をよくぞここまで引き出したものです。
日本固有のブドウ品種「甲州」にこだわり、ここまで昇華させたシャトー・メルシャンのチャレンジに頭が下がります。
日本が世界に誇るワイン、皆さまも是非体験してみてください!
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