たべるの

娘のけんちん汁は…?

2007年12月5日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。
「沢樹舞のおうちでごはん」、今日は「けんちん」のお話です。

ウチの母の「けんちん」が汁ものではなく煮物だった!
というお話、結構、反響が大きくて驚きでした。
http://www.taberuno.com/kyokomama/3.php

わたしはとにかく、母のけんちんが大好きなので、
実家に帰ると必ず食卓にけんちんが並びます。

こっくりと濃いめに煮た、いかにも田舎の味なのですが、
これにイカやバイ貝のお刺身とお酒があれば、なんにもいらない。

とはいえ、自分でけんちんを作るときには、
ちゃんと本来のすまし仕立ての「けんちん汁」にします。

豆腐、こんにゃく、ニンジン、里芋、しいたけ、大根、ごぼう。

これらをかたい物から順に植物油で炒めていき、
最後に昆布とカツオで濃い目にとったダシを加えてコトコト煮るだけ。
最後に塩やおしょう油少々で味を調えます。

最初に豆腐をごま油でポロポロになる炒めて、
残りの具材を加えてダシで煮ていくという方法もありますが、
わたしは最後に豆腐を手で潰しながら加えて煮ていく方法が好きです。
で、仕上げにごま油をタラリと…。

具だくさんの汁物は、献立の主役。
あとは白いご飯とおつけモノでもあれば充分。
…といいたいところですが、お刺身やら鶏肉の炒め物やら、
いつもながら、山のようにおかずを作ってしまいました。
けんちん汁が精進料理だなんてこと、わたしには関係ないようで(笑)。

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